永代経について
永代経法要とは、故人もしくは本人をご縁としたご懇志をお受けし、永代に渡り読経させていただく法要でございます。
浄土真宗では、故人の追善供養ではなく、先祖代々から私の代まで受け継がれてきた親鸞聖人の御教えを慶び、そして子や孫へと永代に渡り、受け継がれていくことを願う、大切な法要でございます。
当寺院では毎年5月に永代経法要(合同の法事)をお勤めしております。
永代経懇志をお納めいただいた、故人の法名、俗名、ご命日を下の写真にある『西幸寺永代経過去帳』に記入し、毎月のご命日にその項を開き、毎日お勤め致しております。
※俗名は個人情報保護のため、写真では伏せております。
永代経をご希望される方へ
- 永代経懇志を納める
- 永代経懇志はいつお納めいただいても構いません。
- 額面についても決まりはございません。亡き方のご縁を通して、親の願い、仏様のおこころを、次の世代へと伝えるため手立て、お寺の護持だとご理解下さい。
- 封筒の表書きは、どなたの永代経で、どなたがご進納者か分かるように、釈○○ 永代経懇志とご進納者の名前をフルネームで書きます
- 水引を掛ける場合は黄色と白を用います。
2. 永代経開闢(かいびゃく)
- 永代経懇志をお納めいただきますと、次の永代経法要で開闢法要を執り行います。開闢法要とは『西幸寺永代経過去帳』に新たに法名等を記入した、最初の永代経法要のことです。
- この場にて、永代経懇志の受領証と、永代経開闢の記念品をお渡ししております。是非ご参詣下さい。
永代経法要の様子
浄土真宗本願寺派 西幸寺